子どもの習い事◇家計管理の観点から

子育て

子どもにはやりたいことをさせてあげたいけど、家計負担も気になりますよね。

子どもの人数分、習い事にかかるお金も増えていき、家計への負担も増していきます。
やりたいことを全てやらせてあげた結果、将来の学費も貯められないような状態では、
本末転倒です。

我が家は子どもが3人いますので、それぞれ好きなだけ習い事をさせてしまうと、家計は赤字決定です。

各ご家庭で、子どもの人数も年齢もバラバラですから、世間の平均値を見ても意味がないと思っています。結局は、それぞれのご家庭で、子どもの習い事にいくらまで出せるのか見極めていくしかありません。

今回は、家計管理の観点から子どもの習い事について、お伝えしていきたいと思います。

年間支出を把握する

短期の教室でしたら、1回○○円(全○○円)など、レッスン料のみの支払いで済むケースが多いですが、通年の教室になると、登録料や更新料など月謝以外にかかるお金がある可能性があります。

また、運動系の教室は、専用のユニフォーム、道具、バッグなどを初回に購入する必要がある教室もあります。
また、試合や大会などに参加する場合は、その参加料・交通費などもかかってきます。
入会する前に、月々の月謝以外にどんなお金がかかるか、教室の先生や、すでに入会している方に聞いて、把握しておくことが大切です。

ちなみに、娘の通っているダンス教室は、週1回のレッスンの他に、年1回発表会があります。
参加費は20,000円、衣装代は別にかかります(大体1万円以内)。その他にも、地域のお祭りやショッピングモールのイベントなどに参加したり、コンテストや大会に参加したりする子たちもいます。
※発表会にかかわる支出は親子で約10万円かかります。生活費から支出することが難しいため、「特別支出」に予算を入れています。(発表会参加は、浪費として扱ってます。)

家計から出せる教育費(習い事の費用)を把握する

次に、いくらまでなら家計から出せる教育費(習い事の費用)が出せますか?

例えば、家計から出せる教育費が、「30,000円」だとします。
うちのように子どもが3人いるなら、1人当たり、10,000円ということになります。
この10,000円には月謝の他に登録料・更新料・イベント等の参加費なども含めてください。

この10,000円の範囲内で通える教室を探してみましょう。

習い事の適量を親子で見極める

お子様が1人だったり、家計に余裕があって、いくつも習い事をさせてあげられるご家庭でも、あれもこれもと詰め込んでしまうのは、おススメできません。

習い事が増えれば、それだけ一つの習い事にかける時間は減ってしまい、十分な上達が見込めなくなってしまいます。どれも中途半端になってしまっては、せっかく習っていてももったいないですよね。ですので、何か新しい習い事を始めるのであれば、今やっている習い事を一つ減らす。といった対策をとって、どの習い事も両立できるように、お子様の能力や成長に合わせて、習い事の数の適量を見極めていってみてください。

まとめ

お子様にどんな習い事をさせるにしても、先立つものは、なんといってもお金です(世知辛い)。

習い事にかかるお金を把握し、家計から支出できるお金を把握し、子どもに合った習い事の数を見極めて、子どもたちが楽しく教室に通えるように支援していきましょう。

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